ホームブリューイング
みなさん、ビールに夢中すぎて更新を全く忘れておりました、、、、。
なんと前の記事から166日経過、、、。更新の期間もさることながら、自分がいつの間にかこれほどの期間をNZ で過ごしているのかと驚きです。
これからは自分の旅日記も兼ね、マメにクラフトビールについての情報を発信していければと思います。しばらくは現在から遡っていく投稿になるかと思います。
今回はまたまた自家醸造について!
日本では法律上ほぼ禁止状態の自家醸造ですがNZでは、自分でビールが造り放題なんです。街中にホームブリューショップなどもあり、一家の親父の趣味が自家醸造だったりします。
しかも、このホームブリューですが、僕にとっては本当に良い勉強教材になります。規模は違えど、仕込みから発酵、熟成までのプロセスは同じなので。そして自分のやりたい放題に好きなものをなんでもブチ込めるのです。まさにインスピレーションの宝庫ですね。
今回僕がチャレンジしたのは、アイラ島のウィスキーの特徴とも言えるピートモルトを使用したものです。ピートモルトとは、ピートと呼ばれる泥炭で燻し、それを乾燥させたもの。アイラ島のウィスキーに象徴される独特なスモーキーな香りが出るよう狙ってやってみました。
飲んだ感想としては、完全に狙った味ではありませんでしたがまずまずのものが出来上がりました。
ほんのり香る程度にしか特徴が出ませんでした。これはこれで好きな人もいると思いますが、個人としてはもっとガツンと香ばしさを出しても良かったかなと思います。
今回のこのスモーキーな味わいを人によってはベーコンというような表現をするようです。(あて要らず??)
写真はビン詰の時のものです。
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こんにちは〜〜!
先日タカプナというエリアにあるARK Coffee さんに行ってきたので今日はその話を!
ここのお店はカフェ兼ロースターでして、日本人の姉妹がやられているんです。お姉さんはアーティストで店内にギャラリーなんかもあったりして、妹さんが焙煎を担当し、バリスタもこなすというなんとも素敵な姉妹なんです。
この日は丁度バレンタインの前だったのでバレンタイン用に焼いたスペシャルコーヒー豆を堪能しました。甘い香りが、バレンタインにマッチしていてそれでいて後味のキレがよく非常に美味しい一杯でした。
最近思うのは「ビールとコーヒー」は似ているということ。
どちらも、様々なフレーバーがあり、テイスティングを楽しむことができ、多様性に富んでいる。一杯のビールやコーヒーを囲んで人々が集まって、やがて仲間になり、そこに文化が根付いてゆく。とっても素敵なことだと思います。
いろんなコーヒーをテイスティングしたり、初めて自分で淹れたコーヒーを飲んだり、コーヒーに対して多様性を感じるようになったのは、前職の時にお世話になった「MINEDRIP COFFEE」との出会いがきっかけ。
ビールやコーヒーに限ったことではなく、何事も突き詰めてこだわり抜くことで到達すべき場所は必ずありますね。当たり前のことですが。
これからも、一杯のビールやコーヒーから生まれて行く文化やコミュニティがとっても楽しみです。
一杯のビールからコミュニティを!ニュージーランドでもたくさんの文化に触れていきたいの思います。
バレルエイジドビール
ニュージーランドの生活にも大分慣れてきたビアホリックです!
そんなこんなで今回は一風変わったビールをケグ詰めしましたよー!
今日ははじめてケグ(樽)にビールを詰めました!
そう、飲食店にいる方はよくご存知かと思いますが、ビールサーバーへと繋ぐあれです!
今回詰めたのは、「Super Aflo」というスタウト(黒ビール)のウィスキーバレルエイジド版!
(ウィスキーバレルエイジドと言って、ビールの二次発酵段階で、ウィスキーの樽でねかすことによって香りをより豊かにしたりすることができるんです。
ウィスキー特有のスモーキーな香りが存分に楽しめて、仕上がりはかなりリッチになっておりました!
機会があれば是非飲んでみて下さいね!
リカーショップ情報
こんにちは!!
今日はニュージーランドのリカーショップ(酒屋)のクラフトビール情勢についてお話ししたいと思います。
ここニュージーランドではコンビニのようなところでではなく街のリカーショップやカウントダウンやショッピングモールでお酒を購入するのが一般的です。基本的に日本に比べて、どこもクラフトビールの品揃えは中々いんです!! その中でも一番サクッと入れるのがリカーショップです。
しかも、なんとリカーショップにはクラフトビールの専門の冷房管理されたビール部屋が備え付けられているのです。これは気持ちが高まります。ついつい長居してしまって、ビール部屋を出るときにはいつも凍えてます、、笑
商品ラインナップ
写真のように品揃えも豊富で、日本では中々お目にかかれないものもたくさんあるので是非お気に入りに一本を探してみてくださいね!!
ビールの造り方
こんにちわ!
ニュージーランドではホームブリューイング(自家醸造)が盛んなので様々な醸造キットやイースト、モルトやホップなどが簡単に手に入るのです。ホームブリュワーの専門店なんかもあるくらい。しかし、日本では基本的に自家醸造がほぼほぼ禁止されているので、あまり見かける機会は少ないですね、、、。
そして、今日はそのホームブリューイングキットを使って初めて自分の目で醸造プロセスを全て見届けることができました。感動!!!今回使ったのはこいつ!こいつが中々の優れもの、値段もそこそこするみたい(汗
この写真では、Heat Exchange といって、ボイルし終わった熱々のビールを黒いバネのようなもので水を循環させて冷ましているところ。冷まし終わったら、左の容器に移し替えて、イーストを投入して発酵させる!a.k.a. 発酵タンク君
「初めて作ったビールはスタウト(黒ビール)」
どんな風に育って行くのか楽しみで楽しみでしょうがないです。まるで我が子のように、、、。職人さんやモノ作りをしている大先輩方も自分たちが作ったプロダクトに対してこのような気持ちを抱いているのでしょうか?
ド新人ですが、そんなことに想いを馳せながら、本当に本当に少しだけ追いついたような気がして、胸が高鳴ります!
まだまだビール修行ははじまったばかり!
ビール修行初日
今日は記念すべき初めてのビール作り初日。
日本にいる時から憧れ続けていた仕事にようやくニュージーランドで携わることができました!
今日は自分史の中で、非常に意味のある一日。日本史でいうと、「黒船来航」のような衝撃といっても過言ではありません。
僕がお世話になることになったブリュワリー(ビール工場)は
というマイクロブリュワリー(小規模生産)で日本人の"Shiggy"ことシゲオさんがヘッドブリュワーをしているとってもFunkyなブリュワリー。日本にも少量ですが、輸出しています。ブルワー(ビールの作り手)の仕事は8割が掃除と言っていいほど、とにかくタンクの中や床を磨いて磨いて磨きまくる。これには訳があって、大事な大事なイースト(酵母)などを雑菌から守るためなんです。
と、いうわけで磨きに磨いて来ました!さすがはオークランド、現在夏真っ盛り!汗びっしょりになりながらも、全てのことが新鮮で楽しくて楽しくてしょうがなかったです!
明日はビールを仕込みます。どんなビールになるのか楽しみ!
ようやくスタート地点に立つことができました!まだまだこれからたくさんのことを吸収して学んでいきます!
では!cheers!